
こんにちは。
かなり寒くなってきましたね。
東京ではインフルエンザが流行しています。
けいれんを起こしたり、インフルエンザ脳症の症例が散見されます。
ここ数年はあまり流行していなかったので、私達小児科医は気を引き締めて注意深く診察に当たっています。
秋は学会シーズンです!
10月19日は高橋先生が小児内分泌学会で発表しました!
タイトルは「Schaaf-Yang症候群:成長ホルモン、LH-RHアナログ併用療法」です。
10月21日は老谷先生が、日本てんかん学会で発表しました!
そして、11月19日は小谷先生が小児アレルギー学会で発表しました。
「学童期まで気管支喘息として加療されていた気管軟化症の2例」です。

気管支喘息の診断において他の疾患の除外が必要になるのですが、鑑別が不十分なまま気管支喘息として治療されている例があります。
今回の学会でも色々と取り上げられており、先天性の気道疾患やびまん性汎細気管支炎の演題が複数上がっていました。
当院では喉頭気管気管支鏡検査を多く行っていることから、気道系疾患は比較的見つけやすいですが、一般の病院では難しいかもです。。
気管軟化症があると、下のスライドのように咳嗽時や運動時に気管がつぶれ、Dying spellと言われる状態になり呼吸苦症状が出ます。

呼気性喘鳴を聴取しない、アレルギーの感作が少ない、呼気NOが低い、β2刺激薬への反応が少ない・・などの所見があれば喘息以外の疾患の除外が必要です。
今回の学会は京都で行われました。
学会の良いところは、旅行が兼ねられるところですね(笑)
短時間ですが京都を味わってきました!
また、旧知の知り合いの先生と会ったり食事したりと、良い時間を過ごせました(#^^#)
でも、京都はめっちゃ寒かった・・。
東京と全然違って、夜の寒さが尋常じゃなかったです。
びっくり。
来週は名古屋で長田先生の発表があります!



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