こんにちは(#^^#)
ブログ担当している東です。
今日は当科での検査の一部を紹介しようと思います。
まずは、気管支ファイバーです。
正式な名前は喉頭気管気管支鏡検査です。
年間約500件の検査を行っており、検査件数は年々増加傾向です。
検査件数は日本で1番です!
呼吸器班のリーダーである鈴木先生が全症例の検査を組み立て、新生児科の長谷川教授と連携して検査を行っています。
本日は8件の検査がありました。
喉頭軟化症や気管軟化症、先天性気管狭窄症、咽頭軟化症などの疾患の診断や治療の評価を行っています。
写真には写っていませんが、御家族に立ち会って頂き、長谷川先生が説明をしながら検査を進めていきます。
終了後には改めて長谷川先生が結果の説明を行い、鈴木先生が今後の治療方針を決定するという流れです!
先天性の喘鳴や、難治性の気管支喘息として診られていた症例などが、全国の病院から紹介を受けて受診し、検査を行っています。
次に、脳波検査です。
神経班の老谷先生が中心となって入院患者の脳波を行っています。
この写真では、ビデオ脳波の結果を解析しているところになります。
けいれん様の動きがあったとしても、その動きはいつ出現するか分かりません。
そのため、一晩から数日間、動画を撮影して動きの確認をしつつ脳波を装着する検査がビデオ脳波です。
ビデオ脳波・・というアナログな名前が付いていますが、きちんとデジタルで解析していますよ(笑)
てんかん様の動きが出たところでの脳波がどのようになっているのかを解析することで、確実な診断が可能になります。
また、痙攣が持続して入院した患者に脳波を装着して脳症の有無を確認することもあります。
脳症の可能性が高ければ、早期にステロイドパルス療法などを行うことで迅速な治療が可能となります。
続いて、プリックテストです。
アレルギーを調べる検査になります。
各抗原のエキスを落とした後で、プリックテスト専用のバイファケーションニードルという針を使用します。
結果は15分程度で出ます。
陰性コントロールとして対照液を、陽性コントロールとしてヒスタミンを使用します。
発赤径、膨疹径を測定して診断します。
この研修医の先生の場合、ハウスダストとダニが陽性であることが分かります。
以上、当科での検査を紹介しました。
また今後も検査の紹介なども載せて行きますね!!
少しでも興味を持たれたら御連絡下さい!
kyojuhisyopedeast.ao@twmu.ac.jp
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