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​神経、筋疾患

​老谷先生

【診療内容】

・急性脳症などの緊急性疾患診療

・てんかんや発達障害などの慢性疾患診療:当科臨床心理士と連携

・神経筋疾患の周術期管理:小児外科医と連携

・重度の神経筋疾患患者の在宅移行支援:当院新生児科や在宅医療機関との連携

・生理学的検査:脳波検査(2022年度は387件)、長時間ビデオ脳波検査(2022年度は17件)、神経伝導検査など

・画像診断:毎月小児放射線科医と画像カンファレンスで相談


【専門医】

小児神経専門医:専門医の取得には、①5 年以上の学会会員歴、②論文1篇、学会発表2篇、③小児神経疾患30 例の症例要約と症例詳細報告5 例を提出し、専門医試験を受験することができます。当科は小児神経学会の専門医研修施設でもあり、最短期間で小児神経専門医が取得できるよう全力でサポートいたします。

てんかん専門医:専門医の取得には、①3年以上の学会会員歴、②てんかん診療認定研修施設での3年以上の研修、③てんかん疾患50 例の症例要約と症例詳細報告5 例を提出し、専門医試験を受験することができます。当院はてんかん学会の認定研修施設です。毎月開催される東京女子医科大学てんかん連携カンファレンスに参加すると、参加1回につき「10単位」が付与されます。最短期間でてんかん専門医が取得できるよう全力でサポートいたします。


【メッセージ】

当科では発達障害・てんかんといったcommonな疾患から、急性脳症・Guillain-Barré 症候群のような緊急性疾患まで幅広く診療しています。小児神経科の特性上、小児外科・在宅医療機関・臨床心理士・検査技師・ケースワーカーなど多職種との連携が必要になってきますが、当科では連携がスムーズで相談しやすい体制であることが利点です。また、小児神経専門医(常勤2人)、てんかん専門医(常勤1人)、臨床遺伝専門医(常勤1人)、脳波専門医(常勤1人)が在籍しており、小児神経の初心者から経験者を含めて懇切丁寧に指導いたします。国内留学(国立精神・神経医療研究センター脳神経小児科、東京女子医科大学小児科など)も積極的に行っています。『一般小児科をしつつ、小児神経も診療できるようになりたい』『幅広い小児神経疾患を経験したい』という方には当科での研修はおすすめです。小児神経に興味がある方の入局をお待ちしています。

足立医療センター 小児科 後期研修 脳波.JPG

ビデオ脳波を解析する様子

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