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​足立医療センター小児科の後期研修について

東京女子医科大学足立医療センター医局長

​多田医局長

ホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます!
当科は2023年で開局後56年目になります。歴史ある手厚い指導体制や研修プログラムは受け継ぎつつ、近年では働き方改革が進み、時代に合わせた働きやすい職場に変容しています。例えば、以前は祖父母の協力や住み込みのお手伝いさんがいなければ、育児と仕事の両立は難しいものでした。しかし今では変形労働時間制、育児(介護)のための短時間勤務制度、院内病児保育室など、核家族でも育児と仕事が両立できる環境が整っています。

もちろん、医局員の理解も有難いものです。研修先を探している時期にはピンとこない話題かもしれませんが、出産、育児、病気、介護など、男女問わず誰にでも起こりうることです。

そして大変な時期はそう長くないのですが、その間、仕事を続けるのは意外と難しいものです。「ライフイベントがあっても仕事を続けられる」というのは当科の大きな魅力だと思います。ちなみに当科は男女問わず、他大学出身の方が多く派閥はありません。初期研修も他院で修了している方が1/3くらいなので、気にしなくて大丈夫です。少しでもご興味があればぜひご連絡ください。みなさんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

研修プログラム

             募集定員 7名

以下のいずれかのパターンを選択して研修を行います。

いずれのパターンも1年目は当科で研修し、2年目以降は6~12か月ごとに連携施設で研修を行います。

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​1日の流れ

現在は主治医チーム制としています。(専門医2名+専攻医1名+初期研修医1名+医学生1-2名。)

チームで朝夕回診を行っています。

週1回上級医と各チームでカンファレンス、週1回部長回診があります。

また水曜午後には総合カンファレンスがあります。英文輪読会、抄読会、症例検討会、予演会などを行っております。月1回、小児放射線診断学を専門とする先生をお招きして、新生児科と合同でレントゲンカンファレンスを行っています。

地域連携勉強会はコロナ禍を経て、オンライン開催となり、自宅からでも参加できるようになりました。半年に1回、研修委員会(専攻医の発表、研修の進捗状況確認など)があります。

以前は17時以降に行っていましたが、最近は総合カンファレンスの時間を使用し、17時までに終了するようしています。

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                勤務時間などについて

当直は平日3回、土日1回ずつ計5回が目安です。慣習的に「当直」と呼んでいますが、変形労働時間制を導入しているため勤務時間に含まれます。当直明けは午前中に帰宅できます。カンファレンスなども可能な限り9時~17時の日勤帯で行うようにしています。また当番でない限り、夜間の呼び出しは基本的にありません。

 

ちなみに…

*変形労働制:業務の繁閑や特殊性に応じて、労使が工夫しながら労働時間の配分などを行い、これによって全体としての労働時間の短縮を図ろうとするもの

*当直:通常の勤務時間外に交代制・当番制で働くこと

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