top of page

​アレルギー

​小谷先生

アレルギー疾患は、現在日本人の約2人に1人は何らかのアレルギー疾患を有するといわれています。発症の低年齢化も指摘されており、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどは小児科医においてはcommon diseaseとなっています。後期臨床研修では、気管支喘息発作やアナフィラキシーなどの初期対応が重要となる外来および入院診療の経験が可能です。大学病院の特性上、各疾患の難治症例もあり、重症度の異なる症例を数多く経験することにより、一般小児科医として、ガイドラインに沿った適切な診断・治療を行うことが出来るよう臨床能力を養います。

また、アレルギー専門医が6名在籍しており、専門外来では血液検査(IgE-RAST、ALSTなど)やスキンプリックテスト、FeNO測定、呼吸機能検査など各種検査が可能で、食物経口負荷試験の検査入院は毎週数例程度行っております。後期臨床研修中に担当症例を通して、アレルギー検査の基本的な解釈やアレルギー疾患の管理について習得できるよう研修を行います。

※当院は日本アレルギー学会認定アレルギー専門医教育研究施設であり、アレルギー専門医の取得も可能です。

bottom of page