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​消化器

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長谷川先生

小児科で見る消化器疾患は機能性便秘症を代表として、近年罹患者が増加しているIBDやIBS、急性膵炎、NAFLDなどが挙げられます。

嘔吐や肝機能障害などは消化器症状と思われがちですが、代謝性疾患や内分泌疾患なども鑑別に挙がります。診断が確定するまでは視野を広く持つことも必要であり、勉強の日々が続いています。また、大学病院であるため、各専門分野の先生にご相談しながら診療を進めることができ、心強いかぎりです。また、精査の結果、IBSや心身症、ODよる腹部症状と診断した場合には心理相談や漢方外来と併診することもあります。

造影検査や内視鏡検査は本院小児外科や当院検査科の医師と連携して行っています。

小児消化器はマイナーな分野なため専門としている医師が少なく、消化器外来を謳っていると、近隣の先生方から随時患者さんをご紹介頂けています。決して多くはないですが、様々な疾患を経験できる環境です。小児栄養消化器肝臓病学会認定医の取得可能です。

小児栄養消化器肝臓病学会の会員数は700名程度と小規模な学会です。その分、気軽に相談してねという空気を学会運営を担う先生方が発信してくださっているため、困ったときは全国各地のスペシャリストに相談できる分野でもあります。

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